□ 喜如嘉の芭蕉布を訪ねる・うるくクンジー研究会
□ 年月日:2010年7月25日
□糸芭蕉布から採れる繊維を利用して織り上げる芭蕉布は、沖縄の代表的な織物です。
風通しがよく、肌にべとつかないサラリとした感触は、南国沖縄の気候風土に最適で、古い時代から多くの人々に愛されてきました。
芭蕉布は、14世紀頃のはすでに作られていたと考えられていますが人々の間に広まったのは17世紀以降、近世にはいってからです。
各家の庭や畑に芭蕉を植え、繊維を採り出し布に織lっていくのは、主婦や娘たちの重要な仕事のひとつだったようです。
19世紀に入ると、絹や木綿といった素材の衣料だ出回るようになりましたが、依然として芭蕉布は人々に親しまれてきました。
この伝統を今に受け継いでいるのが、大宜味村の「喜如嘉の芭蕉布」 で、昭和49年に「喜如嘉の芭蕉布保存会」が国の重要無形文化財として総合指定を受け、平成12年に平良敏子さんが人間国宝に認定されました。
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△芭蕉布会館の琉球藍畑 大宜味村喜如嘉
△真栄城興茂さんと うるくクンジー研究会メンバー・芭蕉布会館入口にて