■ ヤブツバキ
■ ヤブツバキ ■ ツバキ科ツバキ属
冬から早春にかけて鮮やか花を咲かせます。朱色、白、複色の品種が我が家で咲きます。ツバキは古代から尊ばれた。「吉祥花」(おめでたい花)でした。それも迎春にはじまり、長寿、縁結び、夫婦和合から厄よけにいたるまで、およそ人々のありとあらゆる願望を満たすという、幅広い霊力を備えた木とされていたものです。江戸時代には、破邪尚武の花木として崇められ、徳川家ではシンボルツリーとしてういるようです。そうした一方で、ツバキはまた、その花が、首を切り落としたようにぽとりと落ちるところから、不吉な花だとされている。