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沖縄の石造文化

仲村渠ヒージャー(なかんだかり)・石造井泉

■仲村渠(なかんだかり)ヒージーャー・石造井泉

この井泉は、南城市仲村渠に位置する水量の豊かなヒージャー(樋川)である。二箇所からの湧水を貯水して、二つに仕切られた作業場に,五箇所の石造の樋口から放流している。左側の三ヶ所の樋口のある作業場の規模は幅6.5m、奥行き約4.3mで、隣接する広場に向かって開放され、左右二ヶ所に石段がつけられている。右の作業場は幅約4.3m,奥行き2.7mde,周囲を砂岩の切石積みで囲んでいる。ここはかっては屋根があり、女性の水浴場に利用したという。部落からは、幅のひろい石畳敷きの坂道がつけられている。

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