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食道楽

マグロ・大トロ

■マグロ・大トロ

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■ 魚介類を生のまま切り、醤油をつけて食べる料理を刺身という。刺身を食べるようになったのは、室町時代に現在ある醤油ができてからのようである。それ以前は、なますといって、生の魚は酢で食べることが多かった。刺身は当時、「つくり身」とよばれていたらしい。いまも「つくり」というほうが一般的だが、これは当時のなごりのようだ。「つくり身」を食べることが一般化すると、いろいろな魚が、「つくり身」にされるようになる。それらが一度に食膳に並ぶとどの、「つくり身」が何の魚やらわからなくなってしまう。そこで考えられたのが、それぞれの「つくり身」に尾びれを刺して標識がわりにする方法。それ以来、「つくり身」を刺身とよぶようになったといわれている。

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△マグロは部位によつて、含まれる栄養素が異なります。赤身にはタンパク質が豊富で、栄養素が集中しています。
トロには脂質が多く含まれ、動脈硬化を防ぐEPA(エイコサペンタエン酸)またはIPA(エイコサペタエン酸)やビタミンA・D・Eが赤身より多く含まれています。IEPA(エイコサペンタエン酸)またわIPA(イコサペンタエン酸)と呼ばれる不飽和脂肪酸の一つで、血液の流れをサラサラにする作用があるので、主に血栓防止に役たちます。

471-0714 脂のたっぷりと乗った大トロ 至極のひとときを堪能したガチマヤー達      △2010年7月10日撮影

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