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私の好きな海

私の好きな海

素肌まで碧く染まるとわが思う夕暮れの海を夫と泳ぎぬ

yuuyake あかく燃え上がるような太陽が水平線にかかる頃、それと同じ高さに目をおいてゆっくりと海にいります。
空の色が刻々と変化していくのを眺めながら……じっと見つめているのがまぶしすぎたら、頭までどっぷりと水にもぐり込むのです。
誰もいない海。主人と二人だけの世界です。こんな贅沢な時を持つことの出来る幸せをつくづくと感じます。いさかいをしたり、ときにわ恨んだり、日常の煩雑な事柄が、この壮厳なまでの大自然の中ではまるで取るに足らないことのように思われて、いつの間にか自分の中で解決がついているのです。
手も足もゆったりと伸ばし、無重力の世界にいるようにぼんやりと浮かびながら、金色の光を残して消えていlった太陽のまわりが、だんだんバラ色に染まり、紫色に変わるのを見とどけます。そして暮れなずむ空に星がまたたき始めるまで海に行ってます。
海のない群馬県のいなかに育つた私が、主人の故郷沖縄で暮らし、エメラルドグリーンに輝く海に魅せられて三十余年が経ちました。真昼の海にもぐって、色とりどりの魚達とたわむれるのも痛快ですが、一日の仕事を終えて来る静かな夕暮れの海が一番好きです。明日の希望に続くような気がして………
(赤嶺岩子 設計同人GAN)

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